誘拐、わいせつ行為、傷害など、子どもが危険な目に遭う犯罪が多発しています。犯罪者は、「好きなものを買ってあげる」「迷子になった犬を一緒に探して」など、子どもが気を許しそうな言葉をかけ、樹木の陰や公衆トイレなど人目がないところに連れ込む、駐車した車のドアを急に開けて車内に引っ張り込む、エレベータの中で身体を触る、通りすがりに刃物で切りつける、などといった卑劣な手口を使います。このような犯罪は、道路やマンションなどの共同住宅の共用場所(エレベータ、エントランス、非常階段など)で発生することが多く、通学路やオートロック式のマンションでも十分に気をつけましょう。


犯罪者は、周囲に大人がいないときを見計らって犯行におよびます。道を歩くときや外で遊ぶときなどは、人通りの少ない場所は避け、人通りの多い場所を利用するように教えておきましょう。そして、子どもができるだけ一人きりにならないように心がけることも大切です。また、知らない人はもちろん、知っている人でも保護者の了解なしについて行かないこと、連れて行かれそうになったら大きな声を出したり、防犯ブザーを鳴らしたりして助けを求めることなど、子ども自身に防犯の習慣をつけさせてください。身の危険を感じたときには、「子ども110番の家」の民家や、商店、コンビニ、「子ども&レディス110番の店」のガソリンスタンドなどに駆け込むよう教えましょう。


少しでも犯罪をなくすためには、地域の大人が防犯意識を強く持ち、学校周辺の犯罪の温床となりやすい場所を確認しておく必要があります。通学路での安全誘導や、防犯パトロールなど地域住民による防犯ボランティア活動が増えています。地域に住むみんなで参加し、大切な子どもたちを一緒に守っていきましょう。


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